トピックモデルでハロプロ楽曲大賞2013の結果を分類してみた
先日、イイキョクとか主観で議論するより統計的に分類しようというむちゃくちゃな試みをアイドル楽曲大賞2013で行いました。
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今回はハロプロ楽曲大賞2013バージョン。
方法
詳しくは上記の過去記事をご覧ください。重要なところだけまとめると、
- ダーツの的がいくつか(今回は5個)ならんでいて、それぞれにいろいろな当たりやすさ(的上の面積)で曲が書いてある
- 「好きな的を選んで」「1本ずつ投げていき」「当たった曲に0.5ポイント投票する」
- これを20回繰り返す
結果
今回は的は5個にしました。当時のハロプロのグループが5個なのでこれくらいが良いでしょう*1。さっそく結果です。ちなみにこちらは楽曲大賞自体の結果。
まとめ
実は、推定結果では、2/3以上の投票者がひとつの的に20本投げたことになっています。的の分離が不十分な可能性もありますが、どちらかというと以下のような解釈だと思います。
- ハロプロ楽曲大賞では推しのグループ(または1位にしたい曲)を軸に投票が行われている
- 推しのグループ(または1位にしたい曲)以外の曲に投票するときに、どの曲に投票するかはバラバラ
- そのバラバラの中で多くの支持を集めた曲が上位に入る
ですから、たまに言われている「同じグループに良い曲が複数あると票が割れて1位にならない」というのは、そのグループが一推しの人の中で割れているのではないんだと思います*2。そうではなくて、「このグループにも1曲くらい入れたいな」という他のグループのファンの人が投票するときに票が割れているのだと推察されます。